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【現代アーティスト】デイヴィッド・シュリグリー(David Shriglery)
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【デイヴィッド・シュリグリーについて】
デイヴィッド・シュリグリー(David Shrigley)は、ブラックユーモア溢れる呟きとシンプルな絵のドローイングや短編アニメーション、写真や彫刻作品などで、現在世界的人気を博している現代アーティストです。1968年にイングランド北部のマックルズフィールドに生まれ、スコットランドで唯一の公立美術大学であるグラスゴー・スクール・オブ・アートを卒業し、現在はロンドンを中心に活動しています。日本では過去に、東京オペラシティ・アートギャラリーで2002年に行われた「JAM:東京 ─ロンドン展」で、奈良美智氏とのコラボレーションで話題となりました。
近年では、2013年のイギリス・ターナー賞ノミネートや、2014年のロンドンのカフェ「Sketch」にて行った大規模ドローイングインスタレーション(カフェで使用されていた、まるで彼の作品のようなユニークなデザインの食器までがSNSで人気となっていました)、また2016年の、世界で話題の現代アートプロジェクト「フォース・プリンス・コミッション(第4の台座コミッション)」の第11作品目として、彼の巨大な「いいね」のブロンズ彫刻「Really Good」が選出されことなどが大きな話題となりました。ちなみに、2014年7月にレスターのデ・モンフォール大学によって名誉博士号を授与されています。
そして今年、2017年10月14日から、日本初の大規模個展となる『デイヴィッド・シュリグリー:ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ』が水戸芸術館がスタートし、来年2018年1月21日にまで開催されます。また東京でも、11月2日〜12月22日の期間、新宿の「Yumiko Chiba Associates」にて、個展『NEW DRAWINGS』が開催されます。ブラックユーモア溢れるシュリグリーの世界を堪能できる初の大規模展覧会をどうぞお見逃しなく!
◎各展覧会公式サイトはこちらから
【デイヴィッド・シュリグリー作品について】
ポストYBAs(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)世代の代表的なアーティストの一人と言われるデイヴィッド・シュリグリーは、日常生活のありふれた光景を機知に富んだ切り口で描いたドローイングとや写真、アニメーション作品でよく知られており、それらの作品には、駄じゃれ、ダブル・ミーニング、皮肉、厭世観など英国らしいユーモアのセンスがふんだんに盛り込まれています。シュリグリーは独特のユーモラスな感覚と絶妙なバランスで、作品を通じて鑑賞者に「思考する」ことを促し、作品と世界との間に新しい関係を作りだし、また美術館、ギャラリーといった美術界での注目のみならず、ミュージック・ヴィデオの制作、Tシャツをはじめとするグッズのデザイン、書籍の制作・発行など、マス・カルチャーのなかで、そのクリティカルな視点を決して失うことなく、大きな成功を収めているという点でも稀有なアーティストと言えるでしょう。そしてシュリグリー作品のもっとも特筆すべき点は、普段とりわけ美術に興味のない人でもその作品の前で思わず笑ってしまうような、誰もが楽しめる作品であるということです。「芸術は誰のためのものでもある」、という作家の言葉がまさにここに実現していると言えるでしょう。
(参照:Yumiko Chiba Associates 公式サイト)
BritishCouncilJapan Youtube動画 「デイヴィッド・シュリグリー:アーティストについて」
【デイヴィッド・シュリグリー グッズ】
ラムフロムではこの度、デイヴィッド・シュリグリー氏とコラボレージョンしたオリジナルグッズの販売を開始いたしました。アイテムは、クリアボトル(2種類)、ランチョンマット(2種類)、エプロン(2種類)、クリアファイル(4種類)の4アイテムです。ラムフロムが企画を行い、シュリグリー氏が自らが各アイテムに合わせて選んだドローイングをモチーフに、彼のアイデアを最大限活かして製作したラムフロム初のデヴィッド・シュリグリーグッズは、どれも男女問わず気軽に使えるアートグッズです。商品はラムフロム直営店およびオンラインストアにてお買い求め頂けます。ぜひお買い求めください。
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※既に販売終了となっているアイテムもございます。予めご了承下さい。
デイヴィッド・シュリグリー 経歴
- 1968年 スコットランド、マックルズフィールド生まれ
- 1988〜1991年 Glasgow School of Artで学ぶ
- 2003年 ブラーの「グッド・ソング」のミュージック・ビデオのアニメーションを制作
- 2005年〜2009年 ガーディアン紙に毎週、諷刺画を掲載(現在はNew Statesman誌に掲載中)
- 2013年 ターナー賞にノミネート
- 2014年7月 デ・モンフォール大学 名誉博士号を授与
- 2016年 フォース・プリンス・コミッション(第4の台座コミッション)の第11作品目として7メートルのブロンズ彫刻「Really Good」が選出
主な展覧会
【2017年】
- 2017年11月2日(木)- 12月22日(金) デイヴィッド・シュリグリー NEW DRAWINGS(Yumiko Chiba Associates)
- 2017年10月14日〜2018年1月 デイヴィッド・シュリグリー ルーズ・ユア・マインド―ようこそダークなせかいへ(水戸芸術館、日本)
【2012年】
- 回顧展:Brain Activity(ヘイワードギャラリー、ロンドン)
【2006年】
- 2006年 Edinburgh Printmakers,David Shrigley.Recent Prints(エディンバラ)、Niels Borch Jensen Gallery(ベルリン)、Adelaide Festival of Arts(アデレード)、Kansas City Art Institute,Humor Me(カンザスシティ)、Museum of Modern Art(ニューヨーク)
【2005年】
- MCA,Situation Comedy(シカゴ)、BQ Galerie,Cologne (ケルン)、Galleri Nicolai Wallner(コペンハーゲン)、Anton Kern Gallery(ニューヨーク)、MUHKA,Emotion Pictures(アントワープ)
【2003年】
- BQ Galerie(ケルン)、Kunsthaus Zurich(チューリッヒ)、「Contemporary Arts Museum,Splat,Boom,Pow! 」The Influence of Cartoons in Contemporary Art(ヒューストン)
【2002年】
- Anton Kern Gallery(ニューヨーク)、Camden Arts Centre(ロンドン)、UCLA Hammer Museum(ロサンゼルス)、Galerie Yvon Lambert(パリ)、CCS Museum,Bard College(ニューヨーク)
【2001年】
- Stephen Friedman Gallery(ロンドン)
【2000年】
- Galleri Nicolai Wallner(コペンハーゲン)
【1999年】
- Galerie Francesca Pia(ベルン)、Galerie Yvon Lambert(パリ)、Stephen Friedman Gallery(ロンドン)
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