¥3,520(税込)
「ウルトラファクトリー」は、現代アーティストのヤノベケンジが教授を、同じく現代アーティストの名和晃平が准教授を務める京都造形芸術大学にて、ヤノベケンジが総合ディレクターとなり2008年に創設された工房です。ウルトラファクトリーは、学生たちがプロになるために必要な技術を、現在プロとして活躍しているアーティスト達と実際にかかわり合いながら身につけることを目的としており、その他には無い非常にユニークな授業に注目が集まっています。
今回ラムフロムに登場した「ヤノベケンジ ULTRA」は、そんな「ウルトラファクトリー」の学生達とヤノベケンジがこれまで行ってきた共同制作のプロジェクトの過程(制作風景)から完成形までを納めた貴重な一冊です。また、ヤノベケンジのドローイングも多数掲載されています。ヤノベファン、アートファンの皆さんには勿論のこと、将来プロの現代美術家になることを目指している皆さんにも是非手に取って頂きたい一冊です。
幼少期に目撃した未来の廃墟(1970年に開催された大阪万博の巨大かつ華やかなパビリオンが壊されていく風景)を創作の原点に、実際に動かしたり身につけることのできる機械彫刻作品で注目を集める現代美術家のヤノベケンジ。中でも、3歳児用放射能感知服、黄色のミニ・アトムスーツを身にまとい、バーコード頭にちょび髭をつけたキャラクター『トらやん』は、ヤノベケンジの生み出すフィクションの世界とリアルな現実とを媒介するアートキャラクターとして、そのユーモラスかつシニカルな姿が人気です。最近では「愛知トリエンナーレ2013」で発表された『サン・チャイルド No.2』やビートたけしとコラボレーションした『太陽の礼拝堂』などが話題となりました。
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仕様 | 160ページ |
寸法 | A4変型(横:225mm/縦:300mm/厚み:15mm) |
言語 | 日本語、英語 |
出版元 | 青幻社 |
発売日 | 2013年9月27日 |
備考 | - |