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「Kenji YANOBE 1995-1998」は、ベルリンを活動拠点にしていた1995年から史上最後の遊園地建造計画「ルナ・プロジェクト」を発表した1998年までに制作された作品をまとめた作品集です。
作品集の中核として1997年から1998年に制作された、ヤノベケンジがアトムスーツに身を包み、チェルノブイリの高放射能汚染区域や、大阪万博(EXPO'70)の跡地、砂漠、トンネルなど「未来の廃墟」を時空旅行し、新しい楽天地探索の出発点とすべく進められたプロジェクト『アトムスーツ・プロジェクト』が紹介されています。
解説には、楠見清(美術手帖別冊『コミッカーズ』編集長)、椹木野衣(美術評論家)、レニー・プリトキン(キュレイター/センター・オヴ・アーツ:イェルバ・ブエナ・ガーデンズ、サンフランシスコ)、エリザベス・ブラウン(チーフ・キュレーター/カリフォルニア州立大学ユニヴァーシティ・アート・ミュージアム、サンタバーバラ、)、マルク=オリヴィエ・ヴェラー(キュレイター/CANソントル・ダール・ヌーシャテル、ヌーシャテル)と国内外共に豪華な顔ぶれが揃い、読み応えのある内容となっています。
ヤノベケンジのその後の作品制作に大きな影響を与えた1997年のチェルノブイリ訪問。実際に現地を訪れ、廃墟と化した町に住み続ける人々に出会ったことで、自らの活動が安っぽい正義感と浮ついた功名心にとらわれていたことを悟ったというヤノベケンジは、以降作品テーマを「リバイバル(廃墟からの再生)」へと転換させています。「サバイバル」をテーマにした初期作品を収録したもうひとつの作品集「Kenji YANOBE 1990-1994」と見比べるとその変遷が辿れるようになっています。
ヤノベケンジの初期から転換期を網羅した2冊の作品集は、ぜひ2冊まとめて手に入れていただきたいアイテムです。
【仕様】ペーパーバック/48ページ
【サイズ】縦:29.6cm/横:21cm/厚み:0.3mm
【言語】日本語、英語
【出版元】株式会社池内レントゲンクンストラウム
【発売日】1999年3月19日
【備考】