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アンデルセンの『人魚姫』で楽しむ草間彌生ワールド！デンマークのルイジアナ近代美術館より、草間彌生の『LOVE FOREVER』シリーズが挿絵になったゴージャスな絵本（日本語版）が登場です♪

2016年2月19日から5月15日にかけて、デンマークのルイジアナ近代美術館にて『YAYOI KUSAMA  IN INFINITY』が開催されました。そしてその展覧会に続く企画として、2004年から2007年にかけて制作された草間彌生の『LOVEFOREVER』シリーズを採用した、デンマーク人童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作のおとぎ話『人魚姫』が出版されました。
（※絵本に採用された『LOVEFOREVER』シリーズは、日本では草間彌生美術館での展覧会「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」で展示されました。）

デザインを担当したのは、ルイジアナ近代美術館のデザイン責任者であるMarie d’Origny Lübecker（マリー・ドリニ・リューベッカー）。絵本のカバーは水玉をあしらったシンプルでスタイリッシュなデザインに、そして中は、物語に沿った草間さんの重厚で圧巻な挿絵をこれでもかというほど楽しめるデザインとなっています。人魚姫は誰もが知るアンデルセンのおとぎ話ですが、草間ワールドに浸りながら読むことで、皆さんの中で、新たな人魚姫のイメージが生まれるかもしれません。

草間さんの作品集としても楽しめる『人魚姫』、この機会にぜひお買い求めください。

草間彌生『人魚姫』（Little Mermaid日本語版）
作： ハンス・クリスチャン・アンデルセン
訳： 長島 要一 （デンマーク文学者、コペンハーゲン大学 特任教授）
イラスト： 草間彌生